山形県神社庁

諏訪神社例祭 尾花沢花笠まつり

2012年8月30日

尾花沢市の中心街に鎮座する諏訪神社(大高 滋宮司)は、尾花沢の鎮守様として「おすわさま」の愛称で市民の崇敬を集め、親しまれています。御例祭期間中も、多くの市民がお参りのために長蛇の列を作ります。市民の中の「おすわさま」の存在感の大きさが感じられます。


御例祭は8月27日に行われ、太鼓や祭囃子が賑やかに響き渡る中、御神輿の渡御行列が行われます。この神輿渡御は江戸時代より続く神事です。
この祭囃子は、紅の最上川舟運によって京都よりもたらされた祇園囃子の流れを組むもので、地域の人々の手によって大切に伝承して参りました。尾花沢市の無形文化財に指定されています。

尾花沢市は言わずと知れた、花笠踊り発祥の地です。
大正8年灌漑用水確保のため徳良湖(とくらこ)築堤工事が行われた際、働いていた人たちが唄った「土搗き唄(どつきうた)」が原型で、そこに笠を回し即興で踊ったのが始まりと言われています。現在では五つの伝統的な流派が伝承され、それぞれの踊りの違い、特徴を見るだけでも面白いです。

昭和に入り現在の花笠踊りの形が整いますと、鎮守様「おすわさま」のお祭で奉納されるようになります。それが現在の花笠まつりの始まりです。今年も3000人の踊手花笠パレードに参加し、華麗で躍動感あふれる「笠廻し」を披露、観衆を魅了しました。

村山通信員S.H