
日本全国のいたるところで見かける神社や祠…。
私たち日本人にとってはとても身近で、ごく当たり前の風景です。
神社の数は、山形県内では山形県神社庁が所管しているだけで1,732社、その他の神社や祠等も
含めれば、数えきれないほどです。
それは、農業を中心に営んできた生活に深く関係しています。
自然の力から恵みをうけて生活する一方、時には自然は恐ろしい面も持っています。
その自然の営みに神々の存在を感じた日本人は、それぞれの集落ごとに神社を建ててお祀りをしたのです。
四季を通じて、春には豊作を願い、夏には天候が乱れないよう祈り、そして秋には収穫を感謝する…。
そして、やがて神社は日本人の生活全般に関わるようになります。
一生を通して、節目節目に神社に参拝し、家族のことや、子どもの成長、家の安全など、
様々なことを祈るようになりました。
そんな人生の節目を大切にする、日本人の生活を大切にしませんか。