12月 師走(しわす)
2011年10月24日
- 7日頃 大雪(たいせつ:雪が多いに降る頃)
- 13日 すす払い(正月事始)
- 21日頃 冬至(とうじ:一年で日が最も短い頃)
- 23日 天皇誕生日
- 31日 大晦日(年越しの大祓)
冬至
夏至(6月21日頃)の反対で、1年で夜が最も長くなる日です。
カボチャやこんにゃくを食べたり、風呂に柚子を入れて入る柚子湯などの風習があります。
山形県内では「あずきかぼちゃ」を神棚にお供えし、家族でいただく風習があります。
正月事始
12月中旬から、お正月を迎える準備を始める大掃除(すす払い)が行われます。
お正月を迎えるにあたり、家の内外を清掃する行事です。
単に掃除をするというよりは、元は歳神祭(としがみまつり)の準備のための信仰的な行事でした。そのため、昔は正月を迎えるための物忌みの始まりとなる13日に行われる行事でした。
年越しの大祓
正月は、山にいる祖霊神や歳神様を門松を立ててお迎えします。
「お年玉」は、歳神様の魂をいただくものとされています。
大晦日は一年間無事に過ごせた事を感謝し、一年の罪やけがれを祓い、来る年が良い年であるよう祈ります。
年越しの大祓では、地域によって、氏神神社から人の形の切り紙(人形・形代・撫物)が配られて、その人形で体を撫でたり息を吹きかけて穢れをうつし、それを神社に持参するところがあります。