1月 睦月(むつき)
2010年1月24日
- 1日 元旦(初詣)
- 5日頃 小寒(しょうかん:寒さが次第に加わる)
- 7日 人日の節句(じんじつのせっく) 七草(七草粥を供え無病を祈る)
- 11日 鏡開き(神様にお供えした鏡餅を皆でいただく)
- 第2月曜日 成人の日
- 15日 小正月(お賽燈・どんと焼き・だんごさし)
- 21日頃 大寒(たいかん:寒さの最も厳しい時期)
元旦(初詣)
新しい年の初めに一年間の幸せをお願いするため神社に詣でます。
そして、神様には鏡餅をお供えします。
餅には稲の神様の霊が宿り、これを食べると特別な力が与えられるとされました。
初詣は、氏神様や一年の吉兆を司る神「歳徳神(としとくじん)」にお参りして、一年の無事を祈る風習です。
書初
新年にはじめて書や絵をかく行事をいいます。
昔から正月の2日に恵方(その年の干支に基づいて定められたおめでたい方角)に向かってめでたい詩や言葉を書きました。
書初でかいたものをお賽燈で焼き、その紙が高く上がれば字が上達するという俗信もあります。
おさいとう
地方によっては、どんと焼き・イワイイワイ・ヤハハエロ等とも言い、正月のしめ飾り、古いお札等を焼き、この火で餅を焼いて食べると風邪をひかないと言われています。
呼び名や風習も地方により様々にあり、行う日がずれている地方もあります。
庄内地方ではこの日、せいど焼きという行事が行われます。せいど小屋と呼ばれる小屋を藁で作り、子ども達が中で餅を焼いたりします。行事が終わると小屋を焚き上げてしまうせいど焼きが行われます。
小正月
「おさいとう」と同じ、1月15日(あるいは14日〜16日)を言います。
元日を大正月というのに対し小正月は家庭的な行事を行う日で、豊作を祈願して団子の木を飾ったりします。
近年、山形の村山や置賜地方では初市にこの団子の木を買い求めて飾る家庭が多いようです。
また、小豆粥を炊いて祝いの食事としました。