5月 皐月(さつき)
- 3日 憲法記念日
- 4日 みどりの日
- 5日 端午の節句
- 6日頃 立夏(りっか:夏の気が立ち始める)
- 第2日曜日 母の日
- 21日頃 小満(しょうまん:陽気が天に満ちる)
端午の節句
本来、端午とは月の初めの午の日を言います。
5月は悪月・物忌みの月とされ、その邪気を祓うための行事が行われました。
菖蒲・よもぎ・ちまきは邪気を払うものとされ、家の軒にさしたりお風呂に入れたりして悪霊が取り憑かないようにしました。
時代の移り変わりとともに、3月3日の女子の節句に対して、鯉のぼりや兜を飾り、男児の健やかな成長と出世を願う日となりました。
それ以前は田植えが始まる直前に早乙女が体を清め「田の神」様を祀る女性の節句行事がありました。
6月 水無月(みなつき)
- 6日頃 芒種(ぼうしゅ:のぎのある種を蒔く時)
- 10日頃 入梅
- 第3日曜日 父の日
- 21日頃 夏至(日の最も長い時)
- 30日 夏越の大祓
夏越の大祓
人が、知らず知らずのうちに犯した罪やけがれを紙で人形を作り、息をかけ、体を拭う等して自分の身代わりに川や海に流し祓いの行事をしました。
また茅で作られた輪をくぐり、疫病よけを行い、新たな半年を迎えます。
水無月祓・荒和(あらにご)の祓とも言い、名越の祓とも書かれることがあります。
7月 文月(ふみづき)
- 7日頃 小暑(しょうしょ:少し暑くなる)
- 7日 七夕の節句(七夕まつり)
- 第3月曜日 海の日
- 23日頃 大暑(たいしょ:暑さの最も甚だしいとき)
七夕の節句 (七夕まつり)
本来は梵に精霊を迎えるにあたり「物忌み」が始まる日でしたが、後に牽牛と織姫が年に一度天の川で出会うという中国の伝説と習合しました。
願い事を書いた短冊を飾ったササを川や海に流したり、畑に立てて虫除けのまじないにするところもあります。