2月 如月(きさらぎ)
- 3日頃 節分
- 4日頃 立春(りっしゅん:春の気が立ち始める)
- 8日 針供養(針を豆腐に刺して供養する)
- 立春の後の最初の午の日 初午(はつうま:稲荷様の祭りの日)
- 11日 建国記念の日(神武天皇が初代皇位についた日)
- 19日頃 雨水(うすい:氷雪が溶けて雨水が多くなる)
節分(立春の前日)
春を迎える季節の替わり目の日。豆まきは悪霊を追い払う行事で、玄関の軒先にヒイラギやイワシの頭をさし悪霊よけとするところもあります。
建国記念の日
国民の祝日。戦前では紀元節といわれていました。
この日は、最初の天皇陛下といわれる神武天皇(じんむてんのう)が即位された日を太陽暦に
換算して定められました。
遠い昔からの民俗や日本の歩みを思い、現在やこれからの発展を思う日としたいものです。
3月 弥生(やよい)
- 3日 上巳の節句 (じょうしのせっく:ひなまつり)
- 6日頃 啓蟄(けいちつ:冬ごもりの虫が出てくる)
- 21日頃 春分の日(春の最中、昼夜の時間が等分になる)
- 春分の日の前後3日間 彼岸(墓参りをして精霊を慰める祭りの日)
上巳の節句 (ひなまつり 桃の節句)
本来は農作業の始まりの日とされ悪霊を追い払う大切な日でした。
紙で人形を作り、病気にならないように自分の身代わりとして川や海に流すようになり、それが後に豪華な人形を飾り、女児の祭りの日となりました。
桃は悪霊を祓う果物の一つとされています。
本来は農作業の始まりの日とされ悪霊を追い払う大切な日でした。
紙で人形を作り、病気にならないように自分の身代わりとして川や海に流すようになり、それが後に豪華な人形を飾り、女児の祭りの日となりました。
桃は悪霊を祓う果物の一つとされています。
彼岸
春分の日とその前後3日間、計7日間の期間を彼岸といいます。
彼岸という言葉自体は仏教から来ていますが、もとは日本古来からの先祖を祭る風習とも深い関係があります。彼岸は祖先を祭るためにお墓参りをするのが習わしです。
春分の日を彼岸の中日ともいい、もとの春季皇霊祭の日です。
4月 卯月(うづき)
- 5日頃 清明(せいめい:春の気になって天地が晴れ渡る)
- 8日 花まつり
- 20日頃 穀雨(こくう:春の雨がそそいで百穀が生ずる)
- 29日 昭和の日(昭和天皇の御誕生日)
花まつり
お釈迦様の誕生日とされていますが、元々は日本古来の行事で、この日は「田の神」が山から里へ降りてくる日で、山から花を切り、その花に「田の神」を乗せてお迎えし、共にお食事をして豊作を祈る日です。
花見の由来はここから来ています。