8月 葉月(はづき)
- 7日頃 立秋(りっしゅう:秋の気が立ち始める)
- 13日〜16日 盂蘭盆(うらぼんえ:月遅れ)
- 23日頃 処暑(しょしょ:暑さがようやく減退する)
盂蘭盆 (みたままつり)
祖先の霊をお迎えし、またお送りするまでの行事。
旧暦の7月15日を中心に行われていましたが、現在では月遅れの8月に行う地方もあります。
13日、精霊が帰る家を間違えないように迎え火をします。
また藁、キュウリ、ナスなどで馬や牛を作り精霊の乗り物とするところもあります。
子孫とともに過ごした精霊は送り火によって16日に帰ってゆきます。
盆踊り・豊年踊りは霊を慰め豊作を祈るものです。
9月 長月(ながつき)
- 8日頃 白露(はくろ:霜が降り始める)
- 9日 重陽の節句(菊まつり)
- 旧8月15日 十五夜(豆名月)
- 第3月曜日 敬老の日
- 23日頃 秋分の日(秋の最中、昼と夜が等分となる)
- 秋分の日の前後3日間 秋彼岸(墓参りをして精霊を慰める祭りの日)
重陽の節句(菊まつり)
易における陽数の極、9が重なることで大変めでたい日とされ、邪気を払い長寿を願って菊の花を飾った。
十五夜 (豆名月)
お月様にススキ、団子、枝豆等をお供えし、自然の恵みに感謝し、家族の健康をお祈りする日。
秋彼岸
秋分の日とその前後3日間を彼岸といいます。春分の日と同じく先祖の霊を祭る行事です。
秋分の日は彼岸の中日で、もとの秋季皇霊祭の日です。
この期間は、亡くなった人々や祖先をしのび、供養するために墓参りをする習わしです。
10月 神無月(かんなづき)
- 8日頃 寒露(かんろ:露も次第に寒冷となる)
- 第2月曜日 体育の日
- 旧9月13日 十三夜(芋名月)
- 24日頃 霜降(そうこう:霜の降り始める頃)
十三夜 (芋名月)
旧暦の9月13日は「のちの月」と称し、十五夜に次いで月が美しいとされ、お月様を祭り、秋の収穫を感謝する十三夜の行事が行われた。