酒田まつり
2013年5月23日
5月19・20・21日の三日間にわたり、酒田市最大の祭り、「酒田まつり」が市中心部で開催されました。
酒田まつりはもともと慶長14年(1609)に上・下両日枝神社の例大祭「山王祭」として始まり、昭和51年の酒田大火からの復興を契機に、昭和54年(1979)から全市民のまつりとして「酒田まつり」となりました。
慶長14年から一度も途切れることなく、400年以上続いているおまつりです。
市内中心商店街には沢山の露店が所狭しと立ち並び、大勢の見物客で賑わいます。
19日の宵祭りでは、日和山公園特設ステージで開催され、高さ20メートルの立て山鉾が登場。
伝統芸能やファイヤーダンスのパフォーマンスなどで盛り上がりました。
20日の本祭りでは午後1時より両神社の御神輿渡御に続き、さまざまな山車が行列を組み、市内を練り歩きました。
こちらは酒田まつりのシンボル「大獅子」。
各町内からの山車も出て、大人も子供も総出で祭りを盛り上げます。
北前船で栄えた港町らしい豪華な山車が威勢よく練り歩き、観客も圧倒。
東日本大震災からの復興を祈り、東北地方を模った山車も登場。
山車行列には51団体、約3000人が参加しました。
さらに今年は世界一有名なねずみさんがいるテーマパークからも人気キャラクターが参加し、観客は大喜びでした。
また、市中央公園では、震災復興を目指し福幸市を開催。
東北の絆を確かめ合う機会にもなりました。
庄内通信員 N.H