護國神社 狛犬奉納
2017年9月17日
山形県護国神社(宮舘厚悦宮司)では、平成31年に御創建150年を迎えます。これに合わせて、記念事業の一環として進めてきた新しい狛犬が、この度奉納されました。
72年目の終戦の日を迎えた8月15日、英霊感謝祭が斎行され、総代や来賓、一般参列者等30名が参列し、英霊に慰霊の誠を捧げて平和への誓いを新たにしました。神事では慰霊祭詞、狛犬奉納奉告祝詞奏上のあと、「御霊なごめの舞」が奉納され、遺族代表(布施喜総代会長)が玉串を捧げて拝礼。参列者一同もこれに合わせて祈りを捧げました。
その後全国戦歿者追悼式のラジオ放送に従い、正午の時報とともに一分間の黙祷を捧げ、天皇陛下の御言葉を拝聴致しました。
一行は南門に移動し狛犬除幕式が行われ、修祓の後、宮司以下役員が幕を下ろしました。式には近隣の人々約100名も訪れ、新しい狛犬を見ては「大きい、立派!」「勇ましく、堂々としている」などの感想が聞かれました。
以前の狛犬は石製でしたが耐久性の問題もあり、この度新調される運びとなりました。新しい狛犬は青銅製の山形鋳物で作られ高さ210センチ。青銅製では日本一の大きさを誇るそうです。
山形県護国神社では、今後は創建150年記念誌の編纂や他の記念事業を進めていく予定です。