真室川梅まつり
2012年5月9日
陽気もよくなり県内各地で桜が満開ですね。青森の弘前公園よりも遅い開花ですが最上地方でもやっと桜が開花しました。
日本人は古来より桜を愛で花見の宴を開いてきましたが、宮中では奈良時代に花見といえば桜ではなく梅でした。これは大陸の文化の影響です。
さて、今回は梅の花見の宴の紹介です。
平成24年4月30日、真室川公園にて第40回記念真室川梅まつりが開催されました。
梅の香が満ちる会場では真室川音頭が鳴り響いていました。梅の里マラソン大会、ハヤ焼き大会、梅見茶房(野点)、郷土芸能などたくさんのイベントが行われました。
会場内には宮城県女川町のブースがもうけられ、特産物や震災被害の写真などがありました。その一角に「夢のみちのく出会い鍋コーナー」があり日本一祈願鍋を販売しておりました。
鍋の説明書きには(宮城県女川町のサンマ水揚量と、真室川町の原木なめこ生産量は、それぞれ全国トップクラスを誇ります。どちらも日本一となるように祈って作られた料理が日本一祈願鍋です。)被災地の食材を食べることは、復興につながる支援にもなるのでおいしくいただきました。
皆さんも梅の花見はいかがですか。
最上通信員 M・O