東北六県神道青年協議会禊錬成会(山形県神道青年会)
2015年7月12日
平成27年6月17日~18日、山形神道青年会が当番となり「東北六県神道青年協議会 禊練成会」を天童市は天童ホテルをメイン会場に開催しました。
東北六県神道青年協議会とは、東北六県の神道青年会(各県の若手神職の集まり)で組織され、普段は社会奉仕等を目的に活動しています。
今回は、自己研鑽の研修に約100名もの会員が東北各地より集まりました。
第1講
「日本人と暦~祀りと祭りに欠かせない暦の役目~」
講師 井上象英 先生
暦の歴史から実用性の高い暦の説明をして頂きました。
第2講
「禊行(みそぎぎょう)」
道彦※ 大武伸彦先生、 助彦※ 日下修一先生
※道彦(みちひこ)禊を先導される先生の意。
※助彦(すけひこ)道彦を補佐される先生の意。
前日の大雨で心配された増水や濁りも無く、心も身体も清々しくなりました。
第3講
「東北六県単位会 教化活動発表会」
講師 渋谷宣寛先生
この第3講は今回初の試みで、各県が行っている教化事業の情報交流と、会員のプレゼンテーション能力の向上を目的に開催しました。
山形県からは、25年続いている「山形刑務所大祓」を丹川・八幡が発表しました。
秋田県からは、「施設訪問雅楽会」「大寒禊」「刑務所大祓」。
青森県からは、「皇居勤労奉仕」。
岩手県からは、「親子禊」。
福島県からは、「交通安全祈願祭(於警察署)」
宮城県からは、「広報の手法(フェイスブックを通じて)」。
を代表者がそれぞれ発表しました。
2日の錬成会、実り多く無事終えました。
また、偶然にも同じ日程で天皇陛下、皇后陛下におかれましては宮城県・山形県へ行幸啓あそばされました。
この錬成会終了後、山形県神道青年会が音頭をとり、東北神道青年協議会の有志によって河北町の地にて奉送迎活動を行いました。
このような機会に錬成会を主管開催できましたこと、大変有難く会員一同光栄に感じております。
寄稿 山形県神道青年会広報部 八幡