庄内柿 植樹
2012年3月31日
鶴岡公園から荘内神社へ向かう参道の途中に酒井調良様の胸像があります。
この方は、旧藩主家のご出身で、藩校致道館(昔の学校)に学びました。
明治に入り、武士の時代が終わるという大変革期に、刀から鍬に変えて果樹栽培に力をいれました。
そして、「柿」の品種改良に取り組まれ、学名「平種なし柿」、通称「庄内柿」が生まれました。
「渋抜き」の技術を確立され、生産者の組織作りにも取り組まれました。
昭和51年に胸像が出来たのですが、肝心な「庄内柿」がなかったのです。
待ちに待った「庄内柿」が3月14日大安の吉日に植樹されました。
その前に55名の方々のご参列の下、神事をし、土地をお清め致しました。
そしていよいよ植樹です。
今はまだまだ小さいですが、8年後には立派な柿が実ります。
調良様もお喜びになられていると思います。
これから大切に育てていきます。
ちなみに、本来ならば「庄内柿」をお供えしなければならないのですが、この季節にはないので特別にこちらをお供えさせていただきました。
本当に柿の味がします!ぜひ飲んでみて下さい♪
庄内通信員 W・I