お知らせ

年の瀬の行事 御七日神事

2012年12月12日

師走の七日、尾花沢市延沢の八幡神社(延沢尚文 宮司)で御七日神事が行われました。
御七日神事とは、毎年12月7日(新暦または旧暦)に北村山の尾花沢市や大石田町、最上町の一部で行われている神事で、氏子の皆さんが各家々より灯明を持ち寄り、日ごろお守りいただいている感謝と家族の無病息災などを祈願します。

祝詞(のりと)奏上

もともと出羽三山信仰が篤かったこの地域一帯は豪雪地帯で、冬期間三山への参拝が特に困難なことから、地元の講中がそれぞれの祈願所で護摩祈祷をしていた名残といわれています。
現在は、一家に一本大きな灯明を持ってきていただき世帯主の方や、厄年にあたる人、受験生など家族の中で特に祈願したい方の名前を書き火を灯します。神事の中では出羽三山でも奏上する三山三語、三山拝詞を奏上し、氏神さま、そして出羽三山の神様に感謝し、これからの無事を祈ります。
直会後にはお護符として新米で作ったお餅をおわけしました。
神宮大麻の頒布もはじまり、氏子の皆さんにとっては、新しい年を迎える前の大切な習慣になっています。

村山通信員 M.N

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