上山市民俗行事奇習カセ鳥
2012年2月19日
2月11日(土)上山市で民俗行事奇習カセ鳥が行われ
上山城前広場で祈願式の後、城下町・温泉街などを練り歩きました。
カセ鳥は、およそ350年の歴史を持つ上山市の火伏せ行事です。
ケンダイと呼ばれる、わら蓑(みの)を被り、「カッカッカーのカッカッカー」と鳴きながら練り歩きます。
このカセ鳥は「稼ぎ鳥」や「火勢鳥」という当て字から、商売繁盛や火の用心を祈願したものです。
横で見ている観衆らは、ヒシャクやバケツに汲んだ冬の真水をカセ鳥にぶっかけます。わら蓑は持ち帰ると御利益があるとされています。
上山城前広場・かみのやま温泉駅前では
カセ鳥鍋コンテストでグランプリに輝いた上山市商工会青年部の英知を結集した渾身の力作元祖カセ鳥鍋も限定販売されました。
カセ鳥保存会のメンバーと県内外からの参加者計28人のうち4人が外国人でした。
村山通信員 T・Y