山形県神社庁

御田植え祭 六椹八幡宮氏子青年会

2017年6月17日

 

平成29年5月21日(日)、六椹八幡宮(渡邊市也宮司)では、氏子青年会の有志で組織する注連縄献納会(斎藤馨会長)主催の御田植え祭が行われました。

神事風景

 

宮司齋主による神事の後に、同宮総代で同会員でもある斎藤充広氏より借り受けた御神田に『相川2号』という品種の早苗を植えました。

 

ひたすらまっすぐ

 

氏子青年会は祭禮での神輿渡御をはじめ、夏休みには境内での林間学校的な活動も行っている中で、6年前から注連縄を奉納しはじめ、その材料である稲の確保のために、通常の稲よりも背丈の高いこの品種を5年前から育てているんだそうです。目的を注連縄奉納に限定することによって、活動に負担が掛かからないよう配慮している点も継続のコツかも知れませんね。

 

斎藤会長は、冷たく澄んだ水を田圃に引き入れると、より青々とした稲になり、注連縄をなうには最適だと話します。

「春祭も一段落して、これからがお祭りまでの第一歩。秋の例祭までに除草など様々な行程があるけれど、機械や農薬を使わずに、昔の手振りそのままに、自分たちで植えた苗がすくすくと育つ過程を楽しみたいですね♪

秋には子供たちと一緒に感謝しながら例祭を迎えます。氏子青年会の中に農家がいない為に試行錯誤の連続ですが、今後は収穫量を増やしながら食文化も楽しんでゆきたいですよね^^」

と爽やかな汗を拭いながら抱負を語っていました。

朝日を受けて御田植え

 

同日夕刻の早苗饗(さなぶり)では一仕事を終えた安堵感からか飲食も進み、「さなぶり」の意味や技術の向上、更には文化の伝承に至るまで、尽きない話に大いに盛り上がりました。

 

先ずは第一歩。そして継続、恒例化、更には伝統へと。都市化により田圃の少なくなった山形市内にも、瑞穂の国の実現へと向けた大きな一歩が踏み出されました。

 

鬼尚