山形県神社庁

新庄まつり

2012年10月20日

今年も猛暑でした。最上地方では「夏の暑さも新庄まつりまで」といわれていりますが、今回は日本一の山車祭り、新庄まつりを紹介いたします。

新庄まつりは新庄城趾鎮座、天満神社(日下樹一宮司)の祭りで、新庄まつりの歴史は宝暦6年(西暦1756年)までさかのぼることができます。この年の前年に起こった宝暦の大飢饉により、新庄藩の領内では多数の餓死者がでました。そこで5代藩主、戸沢正諶公は領内の士気高揚と五穀豊穣を祈願するために、城内に鎮座する戸沢家の氏神様である天満宮の祭典を命じました。御輿渡御行列は城内の天満宮のご神体を領民たちが親しくお参りできるようにする目的で城下を練り歩きます。

まつりの日程は8月24日、25日、26日の3日間で毎年決まっております。
24日は宵祭りと呼ばれ、戸沢神社例大祭、灯入れ式、宵祭り山車行列がおこなわれます。山車は20の若連と20の囃子若連が組んで構成されます。山車は歌舞伎の名場面や、歴史物語の場面に作られております。夜の山車行列はライトアップされており、まさに豪華絢爛です。国指定重要無形民俗文化財にもなっております。
25日は本祭りです。天満神社例大祭に引き続き御輿渡御行列、その後ろに山車行列が続きます。行列には、傘廻し、挟箱や熊の積毛を持つ伊達組衆の妙技、雅楽を奏する伶人などの古式ゆかしい時代絵巻を観ることができます。
26日は後祭り。新荘護國神社秋季例大祭にはじまり、萩野・仁田山鹿子踊奉納があり、街では飾り山車が展示されます。鹿子踊は県指定無形民俗文化財になっており、護國神社と戸沢神社に奉納されます。かもしかを模した鹿子踊は全国唯一です。また、今年は被災された東北3県の伝統の祭りをお迎えし、震災の復興を願って披露していただきました。

福島県の相馬野馬追、宮城県のすずめ踊り、岩手県の陸前高田氷上太鼓です。東北三県福興祭と名付けられました。皆さんの願いは1つですね。

 


祭りの期間中は東日本最大数の露天も出ます。新庄最上が一番賑やかになるときですね。ぜひ一度この熱気と興奮を肌で感じてみてください。

 

 

おまけに一言・・・祭典奉仕を勤める神職は禊で心身ともにお清めいたします。まつり期間中数回おこなわれます。

 

最上通信員 M.O